数字は語る?賃貸サイト分析事例?

不動産業界    388 views

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我々は、首都圏で大量に不動産サイトを制作・保守・改善し続けているので

 

・どうしてこのサイトはこんなに成果が出るんだろう?
・逆に、どうしてこんなに成果が出ないんだろう?

 

というようにサイト毎の成果の違いが確認されます。
我々も日々努力改善を続けていますし、成果の出ないサイトにはこれでもかとリソースを集中投下しますが、絶対に「全てのサイトがうまくいってウハウハだ!」ということはありません。

うまくいくサイトもあれば、うまくいかないサイトもあります。 一方

 

・先月まではあんなによかったのに、なんでこんなに落ちてしまったんだろう?
・どうして、このサイトは一貫して、好調なのだろう?

 

というように、時系列で見たときに、成果の変化が生じることもあります。
しかしこのようなときも、幸いにも「全てのサイトが完全に落ち込んでしまった!」ということも起こったこともありません。

 

この事実は、我々にとって大きな武器となります。

 

すなわち、サイト間の差異、時系列の変化を比較分析することで今、見込み客ユーザーは何を考え、何を求めて、ネットを活用しているのか?

 

あるいは今、google等の検索サイトは、何を評価し、何を評価しないのか?を分析することができます。

 

最近の分析事例を、一例ご紹介します。

 

さいたま市を取り扱う賃貸サイトの分析事例

 

埼玉県の賃貸サイトの例なのですが、どうしても成果が出ないというサイトがありました。

仮にAとします。この原因を探る分析を行いました。

 

他の多くの制作会社さんのサイトで、十分語りつくされているように不動産サイトの反響獲得において、物件名や住所などのスモールワードでの集客は非常に重要です。
我々のサイトも例外ではなく、スモールワード集客を強みとしていますがスモールワード集客の強みを支える要因の1つは物件数です。

 

物件数が多ければ、必然的に様々な物件情報がサイトに蓄積され、多様なスモールワードでひっかかりやすくなるります。

 

極端な話、東京23区の賃貸物件を取り扱えば、それほど努力せずとも、中小の不動産仲介会社さんなら十分な集客を得られてしまいます。(案内ができるかどうかは別として)

 

しかし多くの場合、クライアントさまは、責任をもって紹介できる範囲として、取り扱いエリアを限定されるので、むやみに「エリアを拡大して、物件数を増やしてほしい」とお願いするわけにもいきません。

 

そこで、我々は物件数に依存しない、サイトそのものの強みを評価するために、物件あたり集客数(集客数/物件数)を、重要な評価指標の1つと考えています。

 

物件あたり集客数が多いサイトほど、少ない物件で効率よく集客できているといえます。

 

実はAサイトは、同じくさいたま市を取り扱う代表サイト(仮にB、Cサイトとします)に比べて、この物件あたり集客数が低い傾向がありました。

 

では、物件あたり集客数はどのように変動すると考えられるでしょうか?

物件あたり集客数が低くなる要因としては、仮説としては

 

1) 基本的なSEOができていない(タイトル、画像ALT、適切なHTMLタグ指定など)
2) そもそも人気のないエリア・価格帯の物件ばかり掲載している
3) 物件情報が充実していないため、上位表示されない

 

が考えられます。

1)については、弊社サイトであればほぼ確立しているので考えにくいです。
したがって、弊社制作サイト間で、物件あたり集客数に差異が生じるのは、2)か3)であると考えられます。

そこでこの2)、3)の観点を確認するべく、ABCの3サイトを比較してみました。

 

検索された物件の比較

ABCサイトで、一般ユーザーに検索され、物件を見られた回数は大宮区・北区・浦和区・中央区などで回数が多くなりました。

 

サイト間の比較でいうと、

・ 大宮区では、Cサイト が強い
・ 北区では、Aサイト、Cサイト が拮抗している
・ 浦和区では、Aサイトが強い

 

という傾向がみてとれました。

ちなみにBサイトは、物件数は3サイト中最多なのですが、上記の通り十分な集客には至っていないようでした。

Bサイトのこの問題の解決は別途すすめるとして、ここでは、Aサイト、Cサイトでこのような集客上の差異が生じたのはなぜか、引き続き検証してみます。

 

登録物件数と画像登録数の比較

右表は、AサイトCサイトの物件を、エリア別・画像枚数別に分類し、その数を集計したものです。

ちょっと見方の例として、表の上の方から解読してみると

 

・さいたま市浦和区では、画像登録数ゼロの物件しかなく、ACそれぞれ、774件、75件の物件がある。

・さいたま市岩槻区では、画像登録数ゼロの物件は、Aサイトにのみ82件あり

・さいたま市岩槻区で画像が10枚登録された物件が、Aサイトで1件あった。すなわち、Cサイトは岩槻区を取り扱っていない。

 

という風に読みます。この集計から、上述のサイト間比較の結果を説明できます。

 

大宮区では、Cサイト が強い
→なぜなら、Cサイトは画像を複数枚登録している物件が多数ある。

 

北区では、Aサイト、Cサイト が拮抗している
→なぜなら、両サイトともに画像登録をがんばっているから。

 

浦和区では、Aサイトが強い
→なぜなら、Aサイトの方が物件が多いから

というわけです。そこでAサイトさんには

「Cサイトが多く集客できている、大宮区の物件情報を充実させてみては?」

といったアドバイスが可能となりました。
※しかしAサイトさんの事情により、大宮区を積極集客するわけにはいかず、十分な成果改善にはいたりませんでした。

 

画像登録数は、物件情報の充実度の1指標にすぎません。
運営されるクライアントさまによって、コメントを充実いただいたり、地域情報を充実いただいたり様々な情報充実のためのアプローチがありえます。

 

このように複数の不動産サイトを運営することで、分析の幅は非常に広がります。
以上、サイト間比較による成果分析事例をご紹介しました。

SEOサイト分析ホームページ制作

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