LPOの活用で訪問者の離脱を防ぐ-ランディングページ最適化とは

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1.LPOとは

我々は日常的にLPOという言葉は良く使っているのですが、今一度おさらいしてみます。

 

LPOとはLanding Page Optimizationの略で、ランディングページ最適化と言います。

 

簡単に言うとランディングページの効果を最大化させるための施策を指すのですが、ここで「ランディングページ」という言葉をもう少し詳しく考えてみます。
 

そもそもランディングページという言葉ですが、Landing Pagesの略でLPとも呼んでいます。

 

WEBサイト訪問者が、ネット広告や検索エンジンなど外部からのリンクをクリックした際に最初に表示されるページを、「訪問者が着地(ランディング)するページ」という意味で、ランディングページと呼んでいます。

 

例えば「渋谷区 不動産」と検索し、ある不動産会社のWEBサイトの物件詳細ページにアクセスしたとします。その時の物件詳細ページは、この不動産会社のWEBサイトで最初に着地したページなので、LPと言えます。

 

つまり最初に見るページはトップページとは限らないのです。

 

この意味でいえば、どんなサイトにも着地ページは複数あり、それはユーザー毎に異なることになります。

 

これが広義のランディングページなのですが、日本では一般にランディングページと言えば、最初に見たページで成果を出そうという考えのもと、1ページで問合せ・資料請求・購入を促すような独立した特別なページのことを指します。

 

もう少し具体的に言うと、訪問者から同意を得て個人情報を得るページのことです。

 

2.なぜLPOが必要なのか

「なぜランディングページが必要なの?」ここで疑問に思うかもしれません。

 

まず一般的なWEBサイトとランディングページの違いを考える必要があるのですが、WEBサイトの場合は、様々な情報を盛り込むことができる反面、目的が様々なため成果の調整が難しいのですが、ランディングページの場合は、目的が決まっているため情報を絞って意図的に見せることができます。

 

一般的にWEBサイトの訪問者が「自分が求める情報があるかどうか」を判断する時間はたった3秒程度と言われています。

 

3秒って考えると人間の判断時間はかなり速いですね。

 

8.6秒もかかったりすると「ちょっと待ってお兄さん!」って突っ込まれそうです(笑)

 

あなたがWEBサイトにアクセスした時、もしも様々な情報があり過ぎて目的の場所が分かりづらいと感じた場合、どんな行動をとりますか?

 

数秒後そのサイトから離脱してしまうはずです。

 

その点、LPOはWEBサイト上でのゴール(コンバージョン形態)を明確化しやすいのです。

 

3.「最適化する」とは

前述のように、現在ではランディングページに成果をもとめられる機会が増えています。

 

また、ランディングページとは訪問者から同意を得て個人情報を得るページのことであると説明しました。

 

ここでちょっと考えて欲しいのですが、訪問者がランディングページで、わざわざ個人情報を入力するとはどういうことでしょう。

 

誰だって無償で個人情報を提供したがらないからです。

 

つまり、訪問者が個人情報を提供する価値を見出せるようなランディングページである必要があります。

 

個人情報を提供する価値とは、訪問者が自分にとって有益だと感じることです。

 

そのためには訪問者が目的とする情報を簡単に入手出来るようにしたり、途中で離脱しないように工夫することで、問合せや会員登録、商品購入など収益に繋がるような取引を行う確率を高めることができます。

 

このように、ランディングページでより成約しやすくするために改善施策をすることをLPOと言います。

LPOコンバージョン直帰率離脱率

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