WEBサイトをリニューアルしたのに売上が激減-いったい何が悪かった!?
反響奉行 27,788 views
1.かっこいいサイトが成果を出すとは限らない!?
様々な不動産仲介会社様とお話する機会がありますが、たびたびこんな相談を受けることがあります。
「古くなってきたから、うちのサイトもそろそろリニューアルしたい」
そんな時は必ず「リニューアルの一番の目的」をお尋ねしますが、
「なんとなくかっこいいサイトにしたいから」
「社内アンケートでデザインが決まったから」
そういったお返事をいただくことが少なからずあります。
確かにかっこいいサイトにしたいという気持ちは理解できますが、個人の意見やアンケートというのは、必ずしも求めている結果が出るとは限りません。
「デザインを新しくしたい」という理由だけでサイトのリニューアルをお考えではないでしょうか。
ハッキリ申し上げて、残念ながらデザインだけ今風なものにしても成果につながるサイトにはなりません。
以前にリニューアルを希望していたある不動産会社で、こんな事例があります。
その不動産会社はリニューアルの要望をA社と弊社に相談していました。
A社は「他社と違う斬新なデザインにしたい」という不動産会社の要望を受け入れ、UI(ユーザーインターフェース)重視の提案。
弊社は「コンバージョンまでの導線」を検証して問題点をあぶり出し、UX(ユーザーエクスペリエンス)重視の提案。
結局「これまでにないデザインのサイトがほしい」というご要望をお持ちだったその不動産会社はA社を選びました。
しかしこのサイトの寿命はたった3ヶ月でした。
結局、その不動産会社は「売上が激減してしまったので元のサイトに戻してほしい」とA社に依頼したそうです。
2.リニューアルは目新しさではなく必要性を考える
300万円を費やし社運を賭けたリニューアルプロジェクトで大コケ。
いったい何が悪かったのでしょうか。
結果的にサイトを見る人にとっては、必要な情報が整理されておらず「使いにくいサイト」になってしまい、会員登録数や問い合わせ数もリニューアルする前と比べ激減してしまったようです。
UI(ユーザーインターフェース)はユーザーが製品・サービスに触れたり操作できる部分を指し、WEBサイトの場合は外観デザイン、フォント、ユーザーの視覚に触れる全ての情報が「UI」と呼ばれます。
不動産会社のサイトの場合も「デザイン」「フォント」などがUIということになります。
UX(ユーザーエクスペリエンス)はユーザーが製品・サービスを通じて得られる経験や満足を指し、WEBサイトの場合は「デザインが綺麗」「お問い合わせフォームまでの導線がわかりやすい」といった表側の部分から、「注文した商品がすぐに届いた」「商品の品質が素晴らしかった」といったサービスの質に関わる部分も「UX」に含まれます。
不動産会社のサイトの場合は「物件情報が探しやすい」「会員登録フォームまでの導線がわかりやすい」「問い合わせに対して敏速に対応をしてくれる」などがUXになります。
つまり、UIはUXを高めるための1つの要素ということになります。
しかしかっこいいUIデザインだけではダメで、その不動産会社のUXのためのUIデザインにすることが重要だったんですね。
UXを高めるためにはUIだけに固執せず、ユーザーにコンバージョンしてもらうために、ユーザーはどういう気持ちでこの画面にやってくるかを想像したり、どのような感情を喚起すればユーザーの満足度を高められるのかを考えることが重要です。
未来不動産研究所では不動産仲介会社専門のホームページ制作からスタートし、UIデザインだけではなくUXの問題点を本質的に改善し、数多くの「成果につながるサイト制作・リニューアル」を行ってきました。
「どこのWEB制作会社で作っても同じでしょ」
「そんなに反響なんか取れるはずないでしょ」
もしそうお考えであれば、一度ご相談ください。
弊社の話を聞いていただければ、ご納得していただけると確信しています。
お問い合わせをお待ちしています。
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