結局お客様は不動産会社のどこを見ている!?-ユーザー目線で自社ホームページを改善
反響奉行 16,800 views
1.お客様が物件問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶポイント
一般ユーザーは物件問い合わせ・訪問時に、どんなポイントで不動産会社を選んでいるのだろう。
こんな疑問をもったことはないだろうか。
実は、不動産情報サイト事業者連絡協議会(以下、RSC)が発表している、2014年10月30日付の不動産情報サイト利用者意識アンケートを確認ができる。
参考:http://rsc-web.jp/pre/img/141030.pdf
一般ユーザーの「問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶポイントは?」という問いに対する回答の集計結果をみると、問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶポイントも〝特にポイントとなるもの″も売買物件・賃貸物件ともに「物件の写真の点数が多い」がトップになっているのがわかる。
売買
1位:物件の写真の点数が多い
2位:他にもたくさんの物件を掲載している
3位:地元で知名度のある会社である
4位:店舗がアクセスしやすい場所にある
5位:物件のウィークポイントも書かれている(鉄塔が近い、大通りに面している等)
6位:会社のホームページが充実している
7位:物件の写真の見栄えがよい
全体の6位に“会社案内(会社の写真等)が詳しく紹介され、安心感が持てる”
そして7位に“不動産会社の担当者自身が見学した際のリアルな感想を自身の言葉で語られている”
という項目が入っており「会社の信頼度」や「リアルな感想」などが不動産会社選びのポイントとして意識されているのがわかる。
さらに「不動産会社に求めるものは?」という問いに対する回答の集計結果では、
1位:正確な物件情報の提供
2位:物件に対する詳細な説明
3位:親切・丁寧な対応
4位:問い合わせに対する迅速な対応
5位:最新の物件情報の提供
6位:入居に関するアドバイスや詳細説明
7位:購入後・入居後のアフターフォロー
という結果になっており「特にポイントとなるもの」についても1位の「正確な情報の提供」が 39.4%でダントツだ。
一見すると「正確な情報の提供なんて当たり前だ」と思われるかもしれないが、インターネット上の不動産情報には不正確なものも多く、すでに契約済みとなった物件情報や事実と異なるような情報もあるのが現実だ。
2.ユーザー目線で自社のホームページを改善
上記の2つのアンケートの回答の集計結果を踏まえ、自社のホームページに活かすにはどういった改善が有効だろうか。
「問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶポイント」の3位と4位は知名度や立地なので、それ以外ホームページに活かせることをまとめてみると・・・
・物件掲載:多くの物件を見栄えの良い写真付きで掲載する
・物件情報:正確かつ第3者から見たリアルな感想など詳細説明を入れる
・更新頻度:できるだけ物件情報の更新を速くする
・会社紹介:会社案内(店内・スタッフ写真含む)を詳しく紹介する
・顧客対応:親切・丁寧な対応を心掛け、問い合わせには敏速に対応する
いかがだろうか。
自社ホームページでこれだけ見直すだけでも、改善できるポイントが見つかるのではないだろうか。
また3位の「地元で知名度のある会社である」という項目も仲介実績数を増やしたり宣伝活動をしていけば改善できるし一般的に物件近くの不動産会社を利用する傾向は強いため「○○エリア仲介実績No.1」など地域密着であることをアピールすれば有効かもしれない。
そうしたユーザー目線で自社ホームページの改善を積み重ねていくことで、「選ばれる不動産会社」になる確率が高まる。
「自社ホームページで集客できていないのでリニューアルしたい」
「成功している不動産会社は何をしているのか知りたい」
そんなご要望をお持ちの担当者・経営者の方は、ぜひともお声をかけていただきたい。
未来不動産研究所はこれまで、上場企業やセンチュリー加盟店など大手・有名企業を中心に多数のサイト制作実績があり、不動産WEB集客と成果創出のノウハウを蓄積しています。
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