インターネット広告費がテレビ広告費を追い抜く日は近い!?-不動産業界でも高まる需要

リスティング広告反響奉行    28,148 views

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インターネット広告費がテレビ広告費を追い抜く日は近い!?-不動産業界でも高まる需要

1.広告市場は今後テレビ広告からインターネット広告へ変化する!?

“ 近い将来日本のインターネット広告費がテレビ広告費を追い抜くだろう“
 

最近こんな衝撃的なニュースを耳にしました。
 

上の図は広告代理店の電通の資料をもとにインターネット広告代理店のサイバーエージェントが作成したグラフです。
 

2014年の段階でインターネット広告費はなんと前年比12.1%増の1兆519億円にもなっています。
 

グラフを見れば一目瞭然ですがインターネット広告の市場規模は、他の媒体と比べ年々急激な成長を見せていることがわかります。
 

2005年の段階では雑誌広告費を下回ってましたがその後右肩上がりに増え続け、2009年を境に低迷する新聞広告費を上回り、2014年にはその新聞広告費の倍近くの市場規模にまで成長しています。インターネット広告費がこのペースで右肩上がりに増えていけば、近い将来テレビ広告費を追い抜くのも想像できますね。
 

ちなみにこういった動きは日本だけではなく、インターネット先進国などでは既にインターネット広告費がテレビ広告費を上回っている国もあります。

インターネット広告費がテレビ広告費を上回っている国

【インターネット先進国の広告費内訳】

イギリス情報通信庁(Office of Communications)が2010年に発表したレポートによると、オランダ(NED)やスウェーデン(SWE)などでインターネット広告費がテレビ広告費を既に上回ってます。

 

それ以外でもイギリス(UK)やドイツ(GER)、アメリカ(USA)、オーストラリア(AUS)なども、既にインターネット広告費がテレビ広告費を上回っている可能性が高いです。
 
参考:「International Communications Market Report 2011」

 

それだけインターネット広告は、世界規模で急激に伸びている市場だということがわかります。
 

以前に書いたコラムでは、インターネット通信のスマートフォンからの利用者数は4,832万人、PCからの利用者数は5,100万人であるとお伝えしました(2015年4月時点)

 

2014の総務省調査ではスマートフォンの普及率は全体で62.3%となっており、格安スマートフォンの登場やSIMフリーの義務化なども普及の追い風になることが予想されます。
 

日本のインターネット広告費がテレビ広告費を追い抜く。

 

その鍵は今後のスマートフォンの普及率にあるかもしれません。
 

出典:㈱電通 画像元㈱サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/ir/finance/market/

 

2.不動産業界の広告費も増加傾向に

2014年に電通が行った業種別広告費調査によると、全21業種中14業種で広告費が増加、7業種で減少となっっており「不動産・住宅設備」は前年比102.6%と増加し2011年から4年連続で増加しています。
 

インターネット広告費1兆519億円のうち、インターネット広告媒体費は8,245億円、そのうち検索連動型広告(リスティング広告)を含む運用型広告費は5,106億円も占めています。
 

インターネット広告費がこれだけ伸びたのはスマートフォン市場の急成長や動画広告、新しいテクノロジーを活用した広告配信が少しずつ浸透したからとも言えそうです。
 

もはや不動産業界においてもインターネットは集客に欠かせない営業ツールとなりましたが、担当者様にとっていかにして反響単価を抑え新規ユーザーを取り込んでいくかは頭を悩ますところかと思います。
 

広告費を増やしていくらアクセス数を獲得できても、肝心のコンバージョンにつながらなければリスティング広告を出稿している意味がありませんよね。
 

弊社では「会員登録」という成果報酬で不動産会社様からお金をいただいていますが、あるクライアントの新規会員数を1ケ月間で300人以上獲得した実績もあります。
 

サイト運用を任されているクライアントには
 

「他社じゃ絶対無理!」
 

「御社はなんでこんなに結果が出せるの?」
 

なんて驚かれたりするのですが、成果を出し続けられるのはそれなりに理由があります。

 

その会社様専用のランディングページを設けたり、最新で成果の高い広告ノウハウを駆使し会員獲得単価(CPA)を低く抑えて会員獲得数(CV)を伸ばしています。
 

未来不動産研究所ではこれまでの不動産業界に特化した豊富なノウハウにより、最大の対投資効果を可能にしています。
 

コンバージョンにつながるキーワード選定、リスティング広告のキャッチコピーの考案、ランディングページなどのクリエイティブ作成。
 

そしてPDCAサイクルによる広告の効果測定なども行ない、成果を実現すべくお客様と二人三脚の運営体制で臨んでいます。

 

出典:電通 2014年 日本の広告費|業種別広告費
http://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2014/business.html

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