こんなSEO業者には要注意!-ブラックハットなSEO手法はペナルティ対象に

SEO反響奉行    8,519 views

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1.横行するブラックハットSEO手法

「検索エンジンで上位表示してもっと集客しませんか?」

 

不動産会社のホームページ担当者の方なら、今まで1回はSEO会社から話を聞いたことがあると思います。

 

ある調査では2015年のSEO国内市場規模は全体で300億円、うちアウトソーシングのカテゴリだけでも100億円以上の規模に成長すると予測されています。

 

企業のSEOニーズは今後も拡大しサービスの利用が高まると予測されていますが、自社のホームページのSEO対策を外注をする外部委託を行う場合は注意が必要です。

 

しっかりした実績のあるSEO業者なら問題ないのですが、中にはブラックハットSEOと呼ばれる悪質な手法を駆使して、検索結果ページの上位に表示させる行為を行うSEO業者もいるからです。

 

「ブラックハットSEO」とはGoogleが定めるガイドラインに反して内部対策、外部対策問わず不正に検索順位を上昇させるための手法を指しますが、Googleは2011年2月に「パンダアップデート」、続く2012年4月には「ペンギンアップデート」と呼ばれる大規模な評価軸の見直しをしました。Googleはそれ以降も、アルゴリズムのアップデートを断続的に行っています。

 

それによりホームページ担当者には悪意がなかったとしても、依頼したSEO業者がブラックハットSEO手法を行っていたことでペナルティ対象となり、ある日突然検索結果ページの上位から圏外に下落したケースも少なくありません。

 

 

パンダアップデートとは「コンテンツの質の評価」

パンダアップデートとは検索結果の品質を高めるために実施している、検索アルゴリズムアップデートです。

品質が低いサイト、広告が多数表示されるアフィリエイトサイト、他のサイトのコピーサイトなどユーザーにとって価値のないサイトの評価を落とし、低品質なコンテンツを検索結果から除外します。

 

影響を受けたWEBサイト例

・独自性や専門性が低いサイト

・広告が多数表示されるサイト

・他サイトと内容が重複しているサイト(コピーサイト)

・自動生成されたページ(ワードサラダ)

 

 

ペンギンアップデートとは「外部リンクについての評価」

ペンギンアップデートとはGoogleのガイドラインに違反して不正に検索順位を上昇させようとしているサイトの排除を目的とした、検索アルゴリズムアップデートです。

 

検索結果に上位表示させるため、過剰に質の低いリンクを増やしたり、PageRankの転送を目的として売買したリンクを受けるサイトの評価を落とし、検索結果の表示順位を下げます。

 

影響を受けた被リンク例

・質の低いディレクトリサイト、リンク集からのリンク

・自動相互リンクシステムなどのリンク(リンクファーム)

・PageRankの転送を目的として売買したリンク

 

 

2.これだけはSEO業者に確認しておくべき項目とは?

依頼したSEO業者に勝手にブラックハットな手法を使われて検索順位を落としまうことを防ぐためにも、ぜひホームページ担当者はSEO業者がどんな対策をするのか(しているのか)、以下の項目を確認しておきましょう。

 

【内部対策】

他社のコンテンツを意図してコピーしていないか

Googleは重複コンテンツの扱いについて「重複コンテンツはスパムではない」と説明しています。

重複コンテンツによって順位が下がる、又は検索結果に出なくなるのは、同じ結果を1つの検索結果ページに出さないようにするための処理であって、重複コンテンツでペナルティを受けることは可能性としては低いですが、意図してコピーコンテンツを増やせばスパムとしてサイトの評価は下がります。内部対策でコピーコンテンツを量産するようなSEO業者は要注意です。

 

 

自動生成されたような記事、コンテンツになっていないか

一見文法は正しく見えるが意味が支離滅裂である文章のことを「ワードサラダ」と言います。

サラダ(文章)の中にさまざまな野菜(関連性のない言葉)が散らばっている様からそう呼ばれ、主にソフトウェアによってWEB上に存在する文章を大量にダウンロードし、単語単位に分解して自動的に再構成してスパムメールの本文に記載されたり、広告を閲覧させる目的でブログスパムなどに利用されます。

 

ワードサラダは自動生成されたページと判断され、ワードサラダを大量に含むサイトからのリンクもペナルティの対象となるので、ワードサラダを作るようなSEO業者は要注意です。

 

 

【外部対策】

自動相互リンクシステムなどを使っていないか

ホームページを登録すれば、そのサービスに登録されているホームページ全てからの被リンクが得られる相互リンクの仕組みをリンクファームと言います。

 

人為的に大量のWEBページ同士で相互にリンクをすることで、リンクによる評価向上を狙う手法は、Googleの品質に関するガイドラインで明確に禁止されていますので、SEO業者で自動相互リンクサイトを保有している場合などは、確認する必要があります。

 

 

他の業者からリンクを購入していないか(自社管理外のサイトからのリンクがあるか)

以前は「被リンク数が多ければ多いほど価値のあるサイト」というアルゴリズムであったため、被リンクを大量に購入してリンク数を増やすというSEO手法が横行していました。

 

しかしPageRankやGoogle検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Googleの品質に関するガイドラインへの違反にあたります。

 

また、自社管理をしていないサイトからのリンクの場合は、ペナルティを受けたとしても即座にリンクを外すことが出来ない可能性もあるため、注意が必要です。

 

ちなみに、Googleが公式ヘルプで発表している「SEO会社に確認するべきこと」は下記の10項目です。

全てが該当しなくとも、参考になるのではないでしょうか。

 

1 過去の事例のサンプル、成功事例を見せてもらえるか

2 Google のウェブマスター向けガイドラインに従っているか

3 通常の検索を補完するオンライン マーケティング サービスやアドバイスを提供しているか

4 期待される結果とその日程、成果を測定する方法

5 同業種での実績

6 国内/地域での実績

7 外国語サイトの開発経験

8 最も重視しているSEO技術

9 創業年数

10 連絡方法

 

未来不動産研究所は不動産会社専門のホームページ制作からスタートし、静的化によるインデックス数を増やしていきながらロングテールを最適化する事で、安定的なWEB集客を確保するノウハウを蓄積してきました。

 

またSEO対策ではブラックハットな手法は一切使わず、Googleの定める品質に関するガイドラインに沿ったSEO対策を行っています。

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