ブラックハットSEOは終焉を迎える!?-ホワイトハットなSEO会社の見分け方
SEO反響奉行 18,794 views

1.Google VS ブラックハットSEO会社
現在、ご存じの通り日本国内の主要な検索エンジンはGoogleとYahoo!の2つです。
しかしYahoo!はGoogleの検索エンジンアルゴリズムを採用しているため、実質的にSEO対策とはGoogleの検索エンジン最適化と言えます。
以前のコラムではGoogleが2011年と2012年に「パンダアップデート」と「ペンギンアップデート」と呼ばれる大規模な評価軸の見直しを実施したと解説しました。
それにより「ブラックハットSEO」と呼ばれる手法を行うSEO会社の多くは淘汰されましたが、それでもまだ悪質なSEO会社は少なからず存在するのが実情です。
「ブラックハットSEO」とはGoogleが定めるガイドラインに反して不正に検索順位を上昇させるための手法なのですが、逆の概念でGoogleのガイドラインに沿った健全なSEO施策のことを「ホワイトハットSEO」と呼んでいます。
一見すると「GoogleとブラックハットSEO会社のイタチごっこ」のような感じがしますね。
Googleは世界中の情報をクローラーで収集・インデックス化し、検索キーワードが送信された際にその言葉の意味や検索の意図を理解し、アルゴリズムに基づき検索結果に表示する順序を決めて検索結果に表示します。
しかしながら、ユーザーが本来求めていないような情報が上位に表示されるような不正な手法は、Googleの利用者や利用頻度を減少させ、結果的に収益となる検索結果への広告表示回数やクリック数にも影響を与えます。そう言った理由からGoogleのブラックハットSEO会社の排除の動きは当然と言えば当然なのです。
2.騙されてはダメ!付き合うべきSEO会社の見分け方
「ブラックハットSEO」と「ホワイトハットSEO」を幾つかの項目別に比較してみます。
キーワード
ブラックハットSEOはビッグキーワード中心で、ホワイトハットSEOはロングテールキーワードが中心です。
「○○というビッグキーワードで1位をとりましょう」
ブラックハットSEO会社は検索数の多いビッグキーワードでの上位表示事例を提示する傾向がありますが、ホワイトハットSEO会社はビッグキーワードでの上位表示を本質とは考えません。検索順位ではなく、主軸となるキーワードに関連するロングテール・キーワードでの露出を増やして流入数を増やしていきます。
外部対策
ブラックハットSEOは外部リンクを購入し、ホワイトハットSEOはナチュラルリンクを獲得します。
「外部リンクを1000本設置しましょう」
ブラックハットSEO会社は比較的短期間で検索順位が上昇する提案を提示する傾向がありますが、不自然な外部リンクはGoogle側からの警告や特定キーワードの大幅順位ダウンなどの危険性があります。
ホワイトハットSEO会社は自然な外部リンクを獲得できるようなコンテンツ構築を提案・作成したり、ナチュラルリンクの獲得のみにフォーカスします。
コンテンツ
ブラックハットSEOは検索エンジンにページの内容を「見せる」のに対し、ホワイトハットSEOは検索エンジンにページの内容を「伝える」ことを重視します。
一見文法は正しく見えても意味が支離滅裂である文章のことを「ワードサラダ」と言いますが、ブラックハットSEO会社は対策キーワードだけを意識したワードサラダを作成する傾向があり、そのような自動生成されたコンテンツや、他のWEBサイトのコンテンツのミラーリング(重複コンテンツ)も同様にペナルティの対象となります。
ホワイトハットSEO会社はキーワードに沿った質の高いオリジナルのコンテンツ構築を提案・作成します。その他、ペナルティのリスクという観点から見ても、ブラックハットSEOは全てペナルティを受けてしまうリスクが高いですが、ホワイトハットSEOはほぼペナルティのリスクがありません。
当たり前ですが評価の偽装無しに順位の上昇を目指すため、ペナルティを受けにくい。
そのため質の高いコンテンツを増やしWEBサイトを育てれば育てるほど、作業時間あたりの収益が増えるといった期待ができます。
結局のところ、付き合うべきSEO会社の判断ポイントは「エンドユーザーを見据えているかどうか」に集約されます。
未来不動産研究所は不動産会社専門のホームページ制作からスタートし、静的化によるインデックス数を増やしていきながらロングテールを最適化する事で、安定的なWEB集客で売上げを伸ばすノウハウを蓄積してきました。
SEO対策ではブラックハットな手法は一切使わず、Googleの定める品質に関するガイドラインに沿ったホワイトハットSEO対策を行っています。
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