近い将来Googleは動画の内容まで格付けする!?-今後は動画の質が評価される時代に
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1.これからは不動産物件の紹介に動画が普及する!?
アメリカでは数年前から「動画マーケティング」が活用されていますが、最近は日本でも少しずつ動画を集客などマーケティングに活用する企業も増え始めてきました。
2006年にGoogleはYouTube社を日本円で約1,950億円で買収し、もはやYouTubeはGoogleに続き「世界第2位の検索エンジン」とも呼ばれるようになりました。
そしてGoolgeをよく使う方なら既に気づいている方も多いと思いますが、YouTubeの動画は検索エンジンでよく上位表示されています。
アメリカのIT企業調査会社Forrester Research社の調査では「動画を含んだWEBページは含んでいないページに比べて、Googleの検索結果の1ページ目に表示される確率が最大53倍になる」という結果も出ています。
「そもそもテキスト情報が無い動画なのに、なぜ検索結果で上位に来るの?」
といった疑問を持つ方もいるかと思います。
それはYouTubeがGoogleのグループ傘下であるという理由もありますが、動画にも「タイトル」「説明文」「タグ」といったテキスト情報が存在し、検索エンジンのクローラーはそういったテキスト情報を認識しているためです。
さらに2007年に検索結果画面上で動画、画像、ブログ、ニュースなどを表示させる「ユニバーサル検索」が導入されたことや、2012年に「滞在時間」も評価指標として取り入れられたことも要因となっています。
現在は動画の中身そのものではなく、それに付帯する情報(メタ情報)の評価割合が高いため、Googleのコンセプトである「検索ユーザーに対しより理想に近い検索結果を返す」ことを100%実現できているかと言えばそうとも言えません。
しかしGoogleは既に2009年に申請した特許(米国特許申請番号 20110047163)の中で、検索エンジンが動画内の特定のキーワードに関連する「音声と画像」を特定してインデックスすることで、動画のインデックスを改善する仕組みについて触れています。
特許申請は70以上もあり、概要としては検索エンジンが動画タイトルやディスクリプションなど関連するメタデータを評価している一方で、動画の内容の付加的なデータが動画の検索結果を大幅に改善していく可能性について言及しています。
例えば不動産仲介業の場合を例にすると、物件を紹介している動画の音声データをテキスト化したり、物件写真を含む動画に「不動産」「一戸建て」「マンション」等のキーワードで当該する動画の一部にラベルを貼り、動画の一部を検索クエリに対して格付けするようなアルゴリズムなど多数特許として申請しています。
まだ現時点では検索エンジンの動画評価アルゴリズムは発展途中の段階ですが、今後は動画の「質」が評価される時代になっていきそうです。
参考:Forrester Research社調査
http://blogs.forrester.com/interactive_marketing/2009/01/the-easiest-way.html
参考:Google米国特許申請番号 20110047163
http://appft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsearch-adv.html&r=1&p=1&f=G&l=50&d=PG01&S1=20110047163.PGNR.&OS=dn/20110047163&RS=DN/20110047163
2.物件動画ならユーザーに付加価値を訴求できる!
近年はスマートフォンやタブレットの急速な普及にともない、素人でも手軽に動画を撮影できるようになりました。
そうした時代の流れもあり、不動産業界でも物件動画をマーケティングに活用する企業も増え始めてきています。
以前に別のコラム「不動産業界は360度動画によって激変?」でも触れていますが、これまでは物件の間取り図と数枚の写真しか視覚的な情報がなく、実際に内覧に行ってみないと自分が見たい部分を確認できないという問題があったのですが360度動画の登場で自分がその空間にいるかのような視点で、自分の見たいタイミングで、見たいものを見ることができるようになりました。
動画のメリットは、写真よりも「伝わる情報が圧倒的に多い」ことです。
間取り図や写真だけでは分からない部屋の奥行き感や各部屋の導線など、物件の詳細な情報を音と映像で伝えることができるのは動画ならではのことです。
さらに物件だけではなく、最寄駅からの物件までの交通状況、医療機関やスーパー、通学路など周辺情報まで動画で紹介している不動産会社も増えてきました。
ユーザーにとっては物件情報以外にも気にするような情報は多く、事前に動画で少しでも伝えることができれば「こんな家に住んでみたい!」といった購買意欲を高める効果も期待できます。
つまり「プラスα」の情報提供が付加価値を高め、結果的に成約率アップにもつながります。
ところで動画制作というと「機材が高そう」「時間がかかりそう」「技術・スキルが大変そう」といったイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
弊社では物件写真だけご用意していただければ、面倒な物件動画を自動で作成、YouTubeにアップできるサービス「住tube」をご用意しております(※音声は不可)
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そういったお考えをお持ちの不動産会社様は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
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